7/29/2009

翻訳の仕事

ここ1年ほど縁ありまして個人的に翻訳の仕事をしています。
翻訳の内容は英語で書かれたアンケートを日本語にすることです。

アンケートの翻訳をしていて面白いのはただのアルファベットの羅列なのに言葉が踊っていること。
それを書いた人の興奮とか不満とか、そういったものがしっかりと伝わってくるのです。

まじめに細かい部分について気がついたことを書く人。
理路整然と自分の意見を述べる人。
感情を表現する人。
感謝の言葉を連ねる人。

それを書く人の文法力とか語彙力とかはあまり関係ないのです。
実際に会ったことはないけれど、書いた人たちのキャラクターが垣間見えることが何よりも面白い。

そして、言語がもつパワーってすごいなぁってつくづく思います。
それと同時に別の言語で伝える責任の重さもひしひしと感じます。
感情の度合いや意見を、同じ文章という紙面で表現するのですもの。

違う言語だから、違う文化だからって、そんなことは表現できない理由にはならないです。
だってみんな同じ人間だし、抱く感情なんて結局それほど違いがあるとは思えないから。

すると、結局、世間で言う語学力って表現力なのではないのかな。
物事を読み取って理解しても、それを表現して伝えられければ、誰も理解することはできません。
となると表現するには、やっぱり語彙の数ということになるのかしら。。。

どれだけ、言葉や単語の引き出しをもてるのか。
それは単なる上辺だけの引き出しではなくて、概念として理解している単語の引き出し。


まぁ、言葉とか単語とか、しっかり概念を理解せずに書いている時点で私もまだまだってことですがね(笑)

2 件のコメント:

  1. アンケートの回答文書から、回答者の人物像をつかみとるなんて、凄い感性ですね!! 小百合さんの場合は、きっと、天性のものですよ。そして、世間で言う語学力は表現力だとの意見に賛成です。その表現力の背景となる、その国・社会の文化への知識・理解度・洞察力が決定的なのでしょうね・・・。そこで、貴女の言葉「概念として理解している単語の引き出し」に繋がってくると思いました。ますますのご活躍祈っております。PS : さゆりさんブログへの読者登録、これで正しかった事が分かりました。心配おかけしました。今後、どんどん増えてくるでしょうが、私が一番乗りだったようで、誇らしい気持ちです。

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  2. >JDさん
    ありがとうございます。JDさんの言葉には力があって励まされます!
    「その表現力の背景となる、その国・社会の文化への知識・理解度・洞察力」
    これがプロに求められることなんでしょうね。道のりはながいですが、知る楽しみも多いってことですね☆

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